2012年02月19日のひとりごと。
ハローグッバイ〜ソアラを手放す日〜
「ついにこの日が来たか」という気持ちです。
中学3年で浅見光彦に出会い、同時にソアラにも出会い、中〜高〜大〜と憧れ続けました。就職して労働という言葉のホントの意味を知り、ようやく手に入れることができたこの車。長年乗ってきましたが、そろそろお別れのようです。
実際、出会った当時の浅見はこれより前の20系ソアラだったし、浅見と言うよりは、この30系のラグジュアリー感とスポーティーなデザインに惚れ込んでました。社会人になり、ソアラを購入する頃には、新車のソアラはほとんどの人が買えないような価格帯の40系に移行し、30系も大きさの割には2シーターで燃費も悪く、中古で手に入れるのは難しくなかったです。当時の若者はソアラ自体を知らない人も多かったし。でも、それも追い風でした。ソアラの乗り手自体はアレな人とオジサンに2極化してるので、モノによってはヒドイ扱いを受けた車も多く存在したのですが、幸いにも良いモノに出会えました。ワリとお安く手に入れられたし9年も乗られれば御の字でしょう(まぁ、ソアラの持病は一通り経験しましたが..)。
「2人目生まれるまではソアラで..」、なんて結婚前の約束もめでたく反故となり(まだ乗れると思っていたのですが)買い替えを実際に検討し始めたのが年末年始。贅沢な悩みかもしれませんが、欲しい車が無い状態での車選びは苦しかったです。はじめは乗りたそうな車ということで探してましたが、何百万円という数字を実際に見てみると、本当に欲しくない車にこの金額を出すのか?ということで、脳内しらけムード。結局、先に予算を決めてもらって探すことになりました。
当初、近日発売のMAZDAのCX-5が候補に挙がっていた(というか、3週間ぐらい前まで第1候補)んですが、いざ価格が出てみると、欲しかったディーゼルモデルは想定よりだいぶとお高く、ガソリンモデルとの差額は今の乗り方では到底埋まらないという状況。ディーゼルに魅力を感じてたのに、ガソリンモデルを買うと、完全な妥協の産物となることに我に返り、家族会議を開きました。
結局、家族的には「4つドアがあれば良い」。自分的には「クーペに乗れないならセダン」が譲れない条件となりました。そして「条件だけで妥協した乗りたくない車は買いたくない」は共通意見。最後に価格。ということで、方針としては「子供の頃、乗りたかった車シリーズでいこう」ということになりました。
昔乗りたかった車と言っても、小〜中の話ですから、もう20年以上前。たとえ同じ名前だったとしても、形はまったく違うものになってることは分かってました。その中でも「これは」という思いにさせてくれたのが日産の”スカイライン”でした。新車はお高いので予算オーバー。中古を探しに探して自宅から2時間掛けたお店で見たスカイラインの程度が非常に良く、予算はオーバーしていたのですが交渉に応じていただき、予算+1万円で決着することができました。最近はセダンが不人気で、在庫を抱えていても捌けないという事情もあったのかもしれません。でもようやく一件落着。色だけは最後まで赤が良かったですが、無いものはしかたないので今のソアラと同じパールです。
実際の乗り換えは来月ですかね。ソアラにグッバイ。ハロー、スカイライン。
# 2012.03.03にソアラを手放しました。 ツイート
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