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2006年09月10日のひとりごと。

めちゃイケ – 幸ちゃん – シャ乱Q

20060910_syaranq.jpg もちろん「幸ちゃん」という素晴らしいコンテンツを楽しみましたが、録画ということと、ネットで事前に情報をINPUTしてしまってたため、かなり客観視モードで見てしまいました。そこで東京のTV番組作りに対して一言。

「せっかくの良質コンテンツも”ヤリスギ”によって、視聴者を1回で飽きさせてしまうやり方はいかがなものか」と。

初見のナイトスクープでは、爆笑しました。そして、3本立てということもあるんでしょうが、「また見たい」(←これ重要)と思わせる丁度良い仕上がり。我が家では、「いいわけ」と言うだけで、二人とも思い出し笑いできるぐらい好評でした。

対して、昨日のめちゃイケはどうだったんでしょう。前半からすでに飛ばし気味。確かに面白いんですが、初見の人も前半で既にお腹いっぱいだったんじゃないでしょうか。むしろ後半には、もう”飽き”が感じられました。岡村さんのセリフじゃないですが、「はい、オシマイ」。もう来なくて良いよって。


これは昨日のめちゃイケに限らず、他のお笑い番組(エンタ・笑金)でも同じ傾向です。とにかく、消費・使い捨て。若い芸人や素人が「それでも良いから出たい」と言ってくる足元を見て、安い単価で大量にさばいてる感じです。ちょうど、大手企業が安いプログラマーやオフショアで大量に人員を雇い、品質の安定しない製品を送り出しているのと似てます。番組というプロダクトの視聴率を獲得することが第一で、その後のことなんか何も考えてない。

だから、わたくしは常々好きな芸人は「ブーム」にならない方が良いんじゃないかと思って見てます。まぁ、「潰れるぐらいならそれまでの人間」という方もいますが、それは違いますよ。潰れていった中にも、あらためて見れば、また笑える人たちも大勢います。「ブーム」という作られた波に、みんなで乗せられてエスカレートして、「潰してる」。長く楽しみたいなら、大事に育てないと。 ツイートツイート

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