2006年08月08日のひとりごと。
さて、今回の
WWDC2006はデベロッパー向けの非常に真っ当な内容だったんじゃないでしょうか。
ウチら非デベロッパーなパンピーは基調講演でワーワー言うてオシマイですが、モノホンのデベロッ
パーさん達は、基調講演以降のカンファレンスが本当のWWDCですからね。んで、チョイ覚え書き。
MicrosoftのMac対応
・Virtual PCは開発中止(残念ですが、役目を終えたと見るべき)
・Microsoft Office for MacはすでにXcodeでビルドできてる(来春のLeopardに合わせてリリースかな?)
・Microsoft Messenger6.0 for Mac OS Xの新しいバージョンが近いうちにリリースされる(
画像)
さぁ、次は9/12〜16のApple Expoです。コンシューマ向け製品はこっちに期待しましょ(^-^)。
Mac ProはCPU2.0GHz、HDD160GBの最低構成で¥272,550ですか。あらためてみると高けぇ〜(>_< )。
Work Stationと称してるところもある通り、全くそのような扱いですね。Intel化してラップトップの性能も上がった今、
Mac Proは「G4/400MHz、¥198,000」みたいなのとは基本的にまったく違う考え方でApple自身も捉えてそう。
でも、Mac Pro <-> iMac < -> Mac mini と考えた場合、どうしても一体型のiMacに置き換わるMacが欲しいって人も
いるんじゃないでしょうかね。Mac miniに満足できない層に対して「GPUや3.5inch HDDが欲しけりゃiMac買え」って
のは、ちょっと違うような気もします。そういう意味で、ホントはminiじゃなくCubeがラインナップにあれば良いのに。
Time Machineについて。
HMDTさんでも触れられてますが、CVSやSubversionみたいな感じですね。
おもてなし方が異なるとこれほど違うとは。
基調講演では、過去のどの時点にもさかのぼることが出来るようなことを言ってたと思いますが、現実的に考えて
“基本となるバックアップポイント” + “差分”を永遠に保持するとなると、それなりの記憶域が必要になると思います。
ということは、現実的な落としどころとしては、ユーザに「どこのチェックポイントまでさかのぼるか決めさせ」た後に、
“差分”をとり続けるという感じでしょうか。最初から”差分”取っても大した量じゃないんですかね?良く分かりませんが。
iTunes以降、Spotlightと言い、内部に優れたDBを用意して、
おもてなし方でユーザーに
恩恵を与えるという作りの機能が増えてきました。これも、Mac OS Xの基本設計の良さでしょうね。
米Appleの
Mac OS X – Leopard Sneak Peekに新機能がビデオで紹介されてて、大体内容が掴めます。
どうやら、アップルジャパンは追々同等の内容に更新されるんかな?今はビデオでの紹介はありません。
・
Time Machine
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Mail
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iChat
・
Spaces
・
Dashboard
・
Spotlight
・
iCal
・
Accessibility
・
64-bit
・
Core Animation
「Vistaにパクられたくない(今回は間に合わなかった?)」と言ってたこともあり、SpotlightとiCalはテキストのみ、
画像はTigerのままかな。64bit化も32bitアプリとの同時起動ができるといった内容は、画像だけ見ても「ふ〜ん」
と言ったところでしょうかね。Accessibilityもテキストだけ、これこそビデオを用意する必要があったのでは?
今回のWWDC2006 基調講演は
こちらのビデオで見られます。
ジョブズの様子や、終始人にデモをさせてたところを見ると、
あんまり調子良くないんかな?ちょっと心配です。。。
そう言えば、御大が口にした3GHzにようやく達しましたね。
何ヶ月遅れかはわかりませんが、メデタイことです(^-^)。非常に強力なフラッグシップマシンへとなってくれた
Mac Proですが、もちろんわたくしは残念ながら華麗にスルーです。
わたくしのホントの使い方を言えば、MacBookでも十分役目を果たすわけで、何度も触れてますが
Leopardと
iLife ’07待ち。ガマンの続く限り、冷静に状況を見極めたいと思います。
お、CinemaDisplayが値下げですか。在庫減らしてから、iSight内蔵の新型投入という算段かな。期待です(^^)。
・レドモンド(Microsoftの所在地)は、Vistaに向けて何をしていたんだろう
・Vistaについて(Safari RSS、Spotlightなど、革新できないなら真似るしか無い)
・また真似られたくないので、トップシークレット機能は今日ブレビューしない
・フレームワークも64bit移行、32/64bitアプリ同時起動可能
・自動バックアップするタイムマシーンという機能を搭載
・時刻を打ち込むことで自動的にその時点に戻る?
・Finder,iPhotoだけでなくサードパーティーアプリでも利用可能
・時間を超えて、過去の削除したファイルを検索することも可能
う〜ん、TimeMachineでも十分スゴいのに、まだ見せられないトップシークレット機能って、何よ。楽しみ(^^)??
・バーチャルデスクトップ”Space”の他に、”BootCamp”、”FrontRow”の最新版も同梱
・完全なパッケージとして提供する(Vistaで見送られたWinFSへの皮肉?)
バーチャルデスクトップは、iPhotoなどの全画面アプリも標準となったことを考えると、嬉しい機能かも。
・Spotlightは複数マシン検索、ファイルタイプ指定検索、最近検索した項目が追加
・新しいCore Animation機能を搭載。Time Machineはこの機能を利用してる。スクリーンセーバの作成期間も半分に。
・Mailもバージョンアップ。自分宛のメールを別管理でToDo作成。ステーショナリ機能で別次元の見栄えのメール作成。
・DashBoard、テンプレートやCSSのビジュアルエディタ。
・開発の負担を軽減するDashCode。たった4クリックほどで、簡単にWidget作成可能。
・iChat、複数ログイン、アニメーションアイコン、ビデオ録画、チャットのタブ化。協調画面のiChat シアター。
・Xcode3.0本日リリース。
・iCalも紹介しなかったけど、マルチユーザーで新しくなる(協調?これがトップシークレット?)
・
Leopardは来春出荷(春は何月?)
・以上
WWDCということで、やっぱりコンシューマー系(iPod含む)の製品発表は無し。やっぱり
Leopardに期待(^^)。
「世界中のデベロッパの皆さん、
Mac Proと
Xserveでガンガッテ開発してくださいね」ってことでしょうね。
・
アップル – Mac OS X – Leopard
・筐体はほぼ同じだけど、光学ドライブは2基搭載
・全てQUAD XEON(デュアルコア Intel Xeon “Woodcrest” プロセッサ)搭載
・2.0, 2.66, 3.0GHzのラインナップ(基本構成は2.66GHzのみ、他はBTO)
・HDDは4ベイとなり、ネジ無しで増設可能
・メモリは16GB、ストレージは2TB
・本日出荷
・Xserveもほぼ同じ構成(ホットプラグストレージは3基で2.25TBまで)、10月出荷予定
・
アップル – Mac Pro
・
アップル – Xserve
良い時間に起きてきました。
とりあえず、アップルストアも無事(?)閉じられた模様ですね(^^)。
macwebcaster.comで同時中継されるらしいんで、クリック。
何やらポップな音楽が流れてますが、しばらく待つことにします。
# 前説(?)が始まりました。