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2005年03月02日のひとりごと。

オブジェクト指向

機械語→アセンブラ→手続き言語→構造化言語→オブジェクト指向言語の歴史の中で、わたくしは構造化言語のCから学び始めました。でもって、構造化言語は言語仕様で救えない部分が明らかにあって、自分ではそれに気づけてなく、そこに陥ってたことを気づき始めました。

なんでオブジェクト指向がこれだけもてはやされたのか、理由は構造化言語では救えなかった部分(もちろんそこを意識して回避するような構成にできてる人はたくさんいると思うけど)が言語自体のルールで救えるようになっていることだと思いました。意識できていない人の足手まとい具合を減らす、本当にそこが意識してできる設計者が足をひっぱられないような仕組みができあがってるんですね。この分かれ方だと、先週までのわたくしは明らかに足を引っ張る方。週末でその原因が意識できて、今週は分水嶺に立っている段階。

とりあえず、オブジェクト指向を取り入れて”救われる”方ではなく、なぜ取り入れるのか、救わなければならないところは何か。振り返って構造化言語で取り組むときには意識しなければいけないところはどこか、何でやるにしてもそこを絶えず自分で意識できれば、改善できるはず。

最初から意識せずできてる人はどうなのかな?意識すべきところをイメージとか論理的思考とか、逆にそういう曖昧なものとしか意識できてないのではないか。ま、はじめからできてるんで本人には今更改めて理解する必要ないのかもしれませんが、言葉にして伝えられるようにすることができなければ、その他のできてない人の向上は望めないのではないかな。と思いました。逆に伝えることができるのは、気づけなかった方から気づける方に意識して変われた(意識しなきゃ変われなかった)人にしかできないのかなとも思います。天才肌と言われる人が管理が苦手。もちろん両方できる人もいると思うんですけど、エースとキャプテンが違うことが多いというのは、この辺なのかなー。 ツイートツイート