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2007年02月04日のひとりごと。

それでもボクはやってない

アルタミラピクチャーズ || altamira pictures
昨日、見てきました。

実に良かったです。


ま、この映画について『良かった』というのは、爽快感があったとか、おもしろかったとか、とはちょっと違います。でも、これは見ておいて損は無い(というか、むしろ『つべこべ言わずに見に行け』ぐらいの)映画です。ホント映画館でちゃんと見ておいてよかった。


実は、『そこそこ話題になってるし、近場で見れるやろー』ぐらいの気持ちで横浜近辺の映画館で探したんですが、ところがどっこい『朝一、または17時からの二択』という過酷な条件。『なんでやんねん!!』と思いながら、調べたあげくワザワザ川崎まで行きましたよ。ホント、くだらん『どろろ』や『ディパーデッド』を延々上映するなら、こっちをやれと。『ディパーテッド』みるなら、『インファナルアフェア』の方が絶対良いでしょ。


で、映画の感想ですが、はっきり言って普通の男性なら『満員電車恐怖症』になるんじゃないでしょうか。シチュエーション的には『十分あり得る』状況。でもって、ちょっと女の子に悪意があると(今回はそうではありませんが)、あんなに簡単にとんでも無い自体に巻き込まれてしまうという、恐ろしい現実を描いています。


数年前、わたくしも(痴漢ではありませんが)帰宅時の満員電車でトラブルに巻き込まれ、エラい目に遭いました。はっきりいって、二度とゴメンです(思い出したくもない)。唯一救いがあったとすれば、警官が映画に出てきたような『最初からお前が犯人だろうと、理不尽に怒鳴り散らすような人ではなかった』ところです。映画のように、根気よく同じ事を説明して(それでも1回や2回ではないですよ、同じ事を説明したのは)、こちらだけが100%悪いんではないということを理解してもらえました。それと、見た目の心象も非常に大事。その日、わたくしは自分が黒髪(相手は茶髪)であったことに、心底助けらた気がしました。でも、そんなことは珍しいことかもしれません。


それと、今回は『男性側の目線』だけで描かれていた事が少し残念です。被害女性も裁判所に証言しにくるんですが、通常はあんなもんじゃないでしょう。警察での証言でも、被害女性に対してあまりにも描かれなさすぎです。聞くところによると、いくら被害女性であったとしても『お前から男を誘ったんじゃないのか?』ぐらいのことは警官に聞かれるとか。男性側(容疑者側)の取り調べ過程をあれほどリアルに描くなら、女性側(被害者側)のそれを端折ってしまってるのが、残念でなりませんでした。


でも、むしろそれが今回は男性側の恐怖心を煽るんじゃないかとも思いました。要するに、『痴漢された』と女性が言ってしまえば、男性は即犯人扱いされ、それを覆すのにどれほどの苦労が必要か。奥さんの意見としては『裁判所で、あのカワイイ女子高生が泣きながら証言した時点で、女性としては男性が犯人と思ってしまう』と言ってましたから、どれだけ不利な状況に置かれているのか、また別の角度から思い知る事が出来ました。


あとは『親ってありがたいな』ってところですかね。不覚にも涙がでそうになりました。どんな状況になっても、本気で信じてくれるのは、ホント親だけですよ。それと『鉄道会社は電車内にカメラを常設して欲しい』ですね。目線より高いところからの撮影であれば、短いスカートであったとしても撮影をいやがる人はいないでしょう。あの混雑状況ですから、誤解が生じる状況になったとしても不思議ではありません。それを守るのことも1つ考えていただきたい。それと最後に、女性側にも一言の重みを十分に感じて欲しいとあの映画を見て思いました。

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